365歩のMarch♪

今の自分にふさわしい未来がやってくる。

 ・・・ +1+1=20+1+1+1+1+1+1+1+1+1=29+1=30+1+1+1+ ・・・


今年を振り返ると


卒業


就職


合格


引越


と転機といえることが幾つかあった。
漫然と過ぎた日々のようでも
あらためて振り返ると
milestoneとなる1年だったのだなと思う。


中でもやはり
国家試験に合格したことは
大きな意味を持つ。



今でも覚えている。
二十歳の誕生日は
飛行機の中で迎えた。


大学の部活で水上スキーをしていたので
日本でオフシーズンの時期は
フロリダで練習していて
帰国の日と誕生日が一緒だった。


(まったく、当時も多々疑問は感じていたが、今思ってもとんでもねぇ贅沢をしていたもんだ。狂ってるよ・・・。まぁ、それは違う話。)


二十歳という節目の時期であり
今に輪をかけて思い込みが激しかったため
水上スキーを巧くなろうと
飛躍の年にしてやろうと
随分と意気込んでいたことを思い出す。


幸いなことに
帰国してからは
全てが順調だったと思う。


でも夏合宿の初日に怪我をした。


それがきっかけとなり
現在の職業に就くことを
漠然とながらも
心に決めた。


知識のある今
思い返せば
それ程深刻な怪我ではなかったのではないか
と思う。
しっかりとしたトレーニングを行なえば
何も問題が無かったはず・・・。


でも当時は
自分の状態がよく分からず不安で
意気込んでいただけに落胆した。


そのうえ
大切な試合だからということで
ギブスが外れて1週間足らずで
試合に出ることを求められた。


気持ちの整理がつかないうえ
そんな要求はとても無茶なことに思えた。


ろくな知識が無いにも関わらず
無茶と思える要求をされたことは
とてもストレスに感じた。


この件に関しては今考えてみても疑問が残る。


ちゃんと話せば解ってもらえたのかもしれない。
自分が言葉足らずだったのだと思わなくもない。


けれど。


足を引きずりながら試合会場を歩く。
自分の前を普通に歩く人の後姿が
とても羨ましく思えたのを覚えている。
同じスピードで歩いてくれる人がいて欲しかったのだと思う。
専門的な知識のある人に
気持ちを代弁して欲しかった。
状態を説明して欲しかった。


そんなことから
身近に誰もいないなら
自分がなってやろうと思った。


こうしてあらためて文章にすると
自分のことで精一杯だった。
相変わらずだ。
いじけてたとも思う。
その時も指摘された。
殴られたし。
おっしゃる通り
女々しさいっぱい。


今の自分にできることは
自分の仕事の対象が
同じ様な気持ちを抱えている
そんな可能性がある人であるということを
常に心に留めておくこと。


不安
焦り
落胆
・・・

諸々の感情がないまぜになっているであろうことを
考えに入れておくこと。


相変わらず
日々の業務に追われ
精一杯な自分であるけれど


そんな思いを抱いたからこそ
今の仕事に就いたから
忘れちゃいけないな・・・。


そんな反省も踏まえつつ
あれから10年目の今年を振り返ると
非常に感慨深い年になった。


これもひとえに支えてくれた人達のおかげ。


家族。
特に両親には感謝しなきゃ・・・。
父親には素直になれないけど・・・。
怪我の時も一番心配してくれて
でもそれが返ってストレスだったんだけれども・・・。
ありがたいと思う。
まぁなんとも・・・
照れくさいのだが。
明日帰ったら
「ありがとう」
の一言ぐらいは言おうと思う。


友達。
大学時代の同期には
ホントにもう
なんというか
感謝。
お互い
恥ずかしいことや
腹の立つことも
多々あったんだけど
一緒にあの時期を過ごせたから
どーにかこーにか
水上スキーを続けることができて
今でも関係は続いていて
近いんだか
遠いんだか
仲良いんだか
悪いんだか
わからないけど
居心地はいいよ。
近況を聞くと励みになる。


水上スキーといえば
OB・先輩、後輩を含めて
お世話になって。
いろんなことを
経験させてもらって
学ばせてもらって
悲しいかな
それが活かしきれていないんだけど
行動に移しきれない現状ですが
ありがとうございました。


専門学校のクラスメイツは
このblogを読んでる人もいるから
小っ恥ずかしい限りではあるんだけれども
あらたまって言う機会もそうそう無いことなので
この場を借りて
ありがとう。
毒舌だったり
女々しかったり。
馴れ馴れしかったかと思えば
やけに素っ気なかったり
ホントに気まぐれな自分ですが
皆様のおかげで
この歳にも関わらず
楽しい学生生活を過すことができた。
大学時代は
華やかなキャンパスライフとは程遠い生活で
自分の中では
失われた学生生活という想いが強かったのだけれど
それを補って余りある
楽しい時間を過させてもらえました。
昨日も
近況を報告しあえて
お互い共感できる部分もあって
安心できたり
気づかされることもあって。
もちろん会う機会の少なかった人達も
また以前のように接してもらえると思えるから
ありがたい。
巧いこと持ち上げてくれて
元気づけてくれて
励ましてもらって
ホントにこのクラスで良かったと思ってます。


職場では
まだ一年足らずで
お互い慣れない部分も多々あって
人間性すらよく掴み切れて無い状況だけど
それでも見守っててもらえてて
気を遣ってもらってて。
ありがとうございます。
そして
数々の至らない点
申しわけありません。
これから
自分の良い点をもっと出せるように
また来年もよろしくお願いいたします。


自分にはとても大切な人がいて
大学卒業
就職
退社
受験勉強
専門学校入学
この一連の転換期を
一緒に過してくれて
その人がいたからこそ
今の仕事に就く
本当の一歩を
踏み出すことができた。
感謝してる。
会社を辞めて
学校に入りなおすことは
一人だったら
大きな迷いを伴うものだったと思う。
でも
その人のおかげで
勇気をもらって
決心できて
だからこそ
クラスメイトとも出会えた。
そんな風に思うから
やっぱり今も大切な存在。
これから先
どんな関係になっても
感謝の気持ちは変わらないと思う。


くどいけど
漠然とした思いを抱いた二十歳の時から
今年で10年。
正直
もう少し早くスタートを切っていたら
そんな思いを抱くこともある。
ただ
振り返ってみると
遠回りのようであったけど
その1年1年の積み重ねの中で
大切な出会いがあって
何事にも変え難いものを得たと思う。



来年には三十路。


お肌が死んでいると宣告されるし
栄養失調だし
おかげで頭髪は薄くなるし・・・。


それはともかく
今までの様な我がままは許されないのかもしれない。


とは言え
二十歳の頃のように
やたら意気込むことは控えようと思う。
力を抜いて
また0から始めるつもりで
少しずつ成長できたら良しとしよう。
step by step。
なにか目標があれば
なんとなくでも辿り着いている。
そんな気がする。


まぁ
こうやって
ダラダラと
長文を書き連ねてることを鑑みると
意気込んじゃってるんだけど・・・。


これからの1年1年を
急がず
焦らず
気負わず
淡々と
着実に
小さなことから
少しずつ
できることをする。
許される範囲で。


一日一歩
三日で三歩
三歩進んで
二歩さがる〜んにゃ♪
(「三百六十五歩のマーチ」:歌手 水前寺清子


そんな30代にしたいと思う。
と言うより
何の特別な才能も無い自分には
それしかできないのだとも思う。


40歳の自分が
何を感じているのか
今はちょっと楽しみだ。