365歩のMarch♪

今の自分にふさわしい未来がやってくる。

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく




4年前に旅行した時

フランスに立ち寄ろうか

どうしようか迷った挙句

空路ですっ飛ばした。

今思えば

あの時

Le Tour de Franceが開催されていたから

絶好の機会を逃してしまったのかもしれない。



Amazon

レビューなんかを

読むと

典型的な

アメリカンヒーロー

みたいな書かれ方をしているけど

自分はそうは思わなかった。


確かに

癌を克服し

Le Tour de France

7連覇したことを思えば

並々ならぬ精神力の持ち主

と考えてもおかしくないし

実際

そうなのかもしれないけれど

本の内容からすると

不安や恐れを抱く

人間くさい

人物が描かれていたと思う。

特に

自分の職業柄

化学療法が成功し

自転車競技に復帰するまでの過程が

非常におもしろいというか

共感できる場面だった。


もう癌ではないが

以前のような生活は

送れないという

現実の自分と

過去の自分との

狭間で

徐々に

現実を受け入れる過程は

まさしく

Rehabilitation

といえると思った。




辛苦を耐え忍び、ひたすら進み続ける意味を見いだすことができるものが勝つのだ


という一節が印象的で

特に

「ひたすら進み続ける意味を見いだすこと」

というのは

何かをする際に

大切なことだなと。

継続は力なりとはよく言うけれど

やっぱり

うまくいかないと

投げ出しがちになってしまうので

そこに意味を

見いだせるか

見いだせないかは

大きな違いだよな。




現在

Le Tour de Franceは開催中。

今まで

まったく興味なかったけど

今年は少し気になる。