本田宗一郎夢を力に
- 作者: 本田宗一郎
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2001/07
- メディア: 文庫
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『私がやった仕事で本当に成功したものは
全体のわずか1%にすぎないということも言っておきたい。
99%は失敗の連続であった。
そしてその実を結んだ1%の成功が現在の私である。』(p.104)
これは日経の
私の履歴書の最終章に
書かれた文だという。
それまで読み進めて
やる事なす事が異質で
百戦錬磨の人であるかのような
印象を受けていたけど
最後にこの文を読んで驚いた。
これだけの成功していても
99%は失敗だったという。
では
どれだけの事を
考え
行動していたのか。
これだけの人が
99%は失敗と言ってしまうのだから
自分が少し失敗したぐらい
なんてことないんじゃないかと思えた。
『起業発展の原動力は思想である。
従って 研究所といえども 技術より そこで働くものの思想こそ優先すべきだ。
真の技術は哲学の結晶だと思っている。』(p.191)
『我々はただ単に 自分だけ良ければいいと言うのではない。
自分をよくするためには人までよくしてやらなければ
自分というものがよくならないのだ
という原則があることを考えて
自分をよくしなさいということを申し上げる。』(p.251)