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退職する旨を伝えてから

憑き物が落ちたように

スッキリとした感じがする。

自分でもどうかと思う。

今日の様に

唯ひたすら

対象と向き合う時間は

楽しい。

この仕事は良い仕事だと思う。

でも

やっぱり

この職場だからこそ

そう思うのかもしれないと

思わなくもない。

時間の制限もなく

許容の範囲内で

できる限りの事ができる。

良くも悪くも

放任なのだ。

新卒の頃から放っておかれて

自分なりに勉強するしかなかった。

おかげで

自分なりに工夫して

色々なことができた。

あれやこれやと言われてたら

今の様には

思えていないかもしれない。

ただ

対象すら

放任なのが

我慢できなかった。

今の自分は

思い上がっていたり

限界を知らない

だけかもしれないけれど

学んできたことを

応用していけば

よく見ることができれば

素晴らしいものがみえてくる。

上手くいくことばかりじゃないし

簡単ではないけれど

心が奮えるようなこともできる。

もし自分だったら

こうした事を

活用したいと思うし

伝えたいと思う。

その辺が

決定的に違ったのだと思う。

とは言え

好きなだけ

見ることができるのは

今の場ならではかもしれない

ということは思う。

また別の場所なら

当たり前だけど違うのだろう。

そんなことを思うと

今の場に感謝の念を抱きつつ

次の場に若干の不安を抱く。

確実なのは

100%完璧な場所なんてない。

これから先も

どうなるか分からない。

でも

自分も

人にも

納得してもらえるような

笑顔でいてもらえるような
そんな仕事をしていきたいし

していくために勉強したい。

そんなことを思う。

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