365歩のMarch♪

今の自分にふさわしい未来がやってくる。

一昨日

入職してから

丸3年が経過した。


去年

一昨年と

入職した日に

今どんな事を考えているか

今後どうしたいか

そんな事を書いている。


去年は

こんな事を書いていた。



最後には

『来年の今頃は

何を考えてるんだろうね。

楽しみ

楽しみ。』

とある。



・・・。



そこまで大きくは変わってない。

大学院に行く

という方向性で考えている。


ただ

一年前より

毒がない・・・

我がない・・・

そんな気がする。


前は

自分の生きる手段の一つとして

考えていた。

そうすることが

「自分の

PTとしての立場を

確立する方法だ」

と考えていた。


でも

今はどちらかというと

興味のある先生がいて

どんな事を考えているのか

どんなものが見えているのか

その先生の傍にいることで

自分もそれを感じられるといいなぁ

というような考えだ。


立身出世するには・・・

みたいな考えは若干薄れてる。

去年の文章をみると

驕っていて

文章がヤラシイ。


それはたぶん

今年度

多くの失敗をしてるからじゃないかと思う。


一昨年の夏から

去年の夏ぐらいまで

自分の目の前が

もの凄い勢いで

広がっていくのを感じた。

それによって得た

方法や見方の方向性は

大きく外れていないと思う。


ただ

それでも

思う様な結果が出ないことは

多々ある。

まだまだ

まだまだ

課題が多い事を実感する。


「変えられる」

ということは

「治せる」

ということとイコールではない。


そんな当たり前の事を

実感した一年だった。


方向性は見えてても

ある程度の変化は出せても

症状を全くのゼロにする

ということは

今の自分には非常に難しい。


また

方向性があっていたとしても

それが

「最短距離を進める方法を知っていること」

とは別物であるということを実感した。

「あぁ

こっちの道から行けば良かったんだ。」

と思うことは良くあるし

効率的な方法を選択できているか

というとそんなことはない。

もしかしたら

当たるも八卦

当たらぬも八卦

に近いかもしれない・・・。


そんな奥深さや

難しさを感じていくとともに

多くの勉強会に参加したことも

関係あると思う。

重鎮といわれる方々はどうかしらないが

大なり小なり

思い悩みながら

試行錯誤しながら

臨床に向かい合っているのだな

と感じた。


当たり前のようなことだが


「魔法のようなものは存在しえないし

慢性化していたり

症状が重篤な場合

多少の変化はつけられるが

ゼロにすることは難しい」


と思いつつ


「変化をつけられる幅は

個人の力量によるから

研鑽する必要があるし

ゼロにできないからといっても

ゼロに近づけない訳ではないから

諦めるわけにはいかない。」


「全く手の出ないような状態において

自分には何ができるのか。」


「その人の前に

医療従事者

PT

仕事

として立つ時に

有益な者たりえるのか」


とそんな事を改めて考えると


「re-habilitation」

という言葉の意味を

もう一度考えてみたくなるし


結局


「答えの出ない問いを

考え続けること」


「その対象と

真摯に向き合うこと」


そうすることで

答えのようなもの

自分の知見が

広がっていくのではないか

と思うようになっている。



機能的な障害の克服と

それによる精神的苦痛の克服

社会参加や今後の生活への不安の除去

といったものを

高い次元で調和させることを目指しながらも

その一方で

そういうことを

全くゼロにすることはできない

という現実を抱え

それでも

ゼロに近づけるために

・・・

というか

もしかしたら

そんな考え自体が

おこがましいのかもしれないけれど

・・・

少しは人の役に立てるように

自分はどういう振る舞いをすべきなのか

ということと

向き合っていくことが

この仕事を続ける上で

自分に求められるのだろう

と考えている。


緊張と弛緩のバランスをとりながら

向き合っていけると良いと思う。


そんな事を考えると

4月から

訪問リハに職場を移すことは

良いタイミングだったのではないか

と思う。



また

慣れるまで時間がかかるのかもしれないし

戸惑うことも多いと思う。

今までのように

好きな方面のことだけ

考えていれば良い訳じゃないかもしれない。

それでも

自分には

そういうことと向き合うことが必要だから

去年から

今に至るまでの

決断は

良かったんじゃないかと

今は思う。




この文章を

去年の自分がみたら

そして

来年の自分がみたら

どんな事を思うのだろう。

また

来年が楽しみだ。


予定では

この一年はまた

人生の転機となるはず。


未来はもう手の中にある。


今の自分に相応しい未来がやってくる。


自分の望む未来に

相応しい自分になれるように

毎日を

意識的に

意欲的に

過ごしていきたい。