365歩のMarch♪

今の自分にふさわしい未来がやってくる。


面壁九年


意 味: 九年間の長い間、壁に向かって座禅を組んで修行すること。転じて、一つの目的に長い歳月をかけて心を傾け、努力するたとえ。


解 説: 【故事】 達磨だるま大師が、中国の少林寺で無言のまま九年間も壁に面して座禅し、悟りを開いたという故事による。


用 例: 面壁九年の修学をば、なお終ずして早く巳に、尻が裂れたる書生もあるべし。以下の物語を読む人々は、情欲の種類のいろいろなるをば、些と気をつけて見たまえかし。 (坪内逍遥 『当世書生気質』)


類義語: 九年面壁(くねんめんぺき)