増補版 街場の中国論
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: ミシマ社
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: 単行本
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非常に面白く読めた。
久々のヒット。
知的興奮を味わえる本。
「あらゆる国民国家の成員は自国の成り立ち方について固有の「物語」を持っています。
(中略)
僕たちの眼から見て理不尽なふるまいに見えても、中国人にとっては主観的には合理的なもののはずなのです。
どういう文脈の中に置けば、この「意味のわからないふるまい」が合理的なものとして立ち現れてくるか、その文脈を探り当てることがこの本における僕の主要な関心事でした。」(p.6)
中国に関して
何も知ることがないけれど
なるほど
確かにそう言われてみると
そうかもしれないと
何故か納得してしまう。
巷のニュースに
違和感を感じていたので
ちょっとスッキリ。