思考の整理学
- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1986/04/24
- メディア: 文庫
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「思考の整理というのは、低次の思考を、抽象のハシゴを登ってメタ化していくことにほかならない。」(p.77)
「アメリカで出た論文作成の指導書に、「テーマはシングル・センテンス(一文)で表現されるものでなくてはならない」という注意があった。」(p.145)
「われわれは、どうもお世辞をいうのにてれる。見えすいたことを口にするのを恥じる。しかし、どうせ、あいさつには文字通りの意味はないのである。朝寝坊した人でも人は「おはよう」と言う。ほめるのは最上のあいさつで、それによって、ほめられた人の思考は活発になる。」(p.151)
一度読んだ時とは
また違った
読後感がある。