365歩のMarch♪

今の自分にふさわしい未来がやってくる。

 女もすなるえすてといふものを、


男もしてみむとして、するなり。







という訳で、ネタ作りというか、興味本位でMEN'Sエステを体験してまいりました。


いや、別に行ってもいいじゃん!



感想としては、


フェイシャル自体は気持ちよかったけど、T●Cはもうコリゴリ。


と、思いました。






断っておくが、普段から肌に気を遣っている訳では無い。

カミソリには、毎朝勝負を挑んでいるが、俺のホッペは連戦連敗中である。

時には流血するほど惨敗だ。






行ってみると、受付にはメイクばっちりの女性。

エステということもあり、見た目は気を遣ってるんだろうなと思う一方で・・・。


その化粧濃すぎるんじゃない?

今日は成人式ですか?

ファンデーションがひび割れしちゃいそうなんですけど。



と、失礼なことを思いながら個室に案内される。





内容は、最初にカウンセリングなるものがあり、フェイシャルを受け、フィードバックの順で進行した。


詳しく書くとグチめいたものになるので要点だけ書く。


カウンセリング、フィードバックで、ああだこうだと肌の状態に難癖をつけられ、


最終的には、







「お前の肌はもう死んでいる」






と、北斗神拳よろしく最終宣告。




そして、月4回通ったらなんとかなるけど、まずは2回ぐらいからどうだ?

それを断ると、1回ならどうだ?

通うのが無理なら化粧水だけでも買わないか?

と、勧誘の嵐。



いやいや、前もって少し聞いてたけど、商魂たくましいね。

やり方としては霊感商法に似てる。

不安を煽るだけ煽って、そこに付け込もうとする。

2時間くらいいて、話してる時間だけで1時間半以上はあったよ。

全部断って帰ってきたけど、もう少し若かったら真に受けてたかもな。

リフレッシュどころか、ストレスを感じた。







帰りがけ、HANDSのスキンケア売り場をのぞいてみる。

今まで意識したことなかったけど、すごいね。

いろんな種類がありますなぁ。

女性の気遣いに、頭が下がる思いでございます。




ただ思うのは、エステに通うにしろ、いろんな化粧水を使うにしろ、それだけの労力とコストをかけるに十分な見返りってなんだ?


アンチ・エイジングとか言われてるけど、限度ってもんがあるだろうよ。


全員、森光子。


つまりは全員、妖怪。


そんな世の中は変だ。





ほどほどで。





ええねん。






ちょい不良(わる)オヤジとか、見た目を基にしたコンセプトのライフスタイルもいいでしょうよ。


でもそれって、不良になり切れない、いい歳こいても中途半端。


とも言えなくも無いのではないか。








来るべき三十路街道を歩むために、今の俺には中身を磨くことの方がよっぽど大事。



そんなありきたりな教訓を得た、一日でございました。