女もすなるえすてといふものを、
男もしてみむとして、するなり。
という訳で、ネタ作りというか、興味本位でMEN'Sエステを体験してまいりました。
いや、別に行ってもいいじゃん!
感想としては、
フェイシャル自体は気持ちよかったけど、T●Cはもうコリゴリ。
と、思いました。
断っておくが、普段から肌に気を遣っている訳では無い。
カミソリには、毎朝勝負を挑んでいるが、俺のホッペは連戦連敗中である。
時には流血するほど惨敗だ。
行ってみると、受付にはメイクばっちりの女性。
エステということもあり、見た目は気を遣ってるんだろうなと思う一方で・・・。
その化粧濃すぎるんじゃない?
今日は成人式ですか?
ファンデーションがひび割れしちゃいそうなんですけど。
と、失礼なことを思いながら個室に案内される。
内容は、最初にカウンセリングなるものがあり、フェイシャルを受け、フィードバックの順で進行した。
詳しく書くとグチめいたものになるので要点だけ書く。
カウンセリング、フィードバックで、ああだこうだと肌の状態に難癖をつけられ、
最終的には、
「お前の肌はもう死んでいる」
と、北斗神拳よろしく最終宣告。
そして、月4回通ったらなんとかなるけど、まずは2回ぐらいからどうだ?
それを断ると、1回ならどうだ?
通うのが無理なら化粧水だけでも買わないか?
と、勧誘の嵐。
いやいや、前もって少し聞いてたけど、商魂たくましいね。
やり方としては霊感商法に似てる。
不安を煽るだけ煽って、そこに付け込もうとする。
2時間くらいいて、話してる時間だけで1時間半以上はあったよ。
全部断って帰ってきたけど、もう少し若かったら真に受けてたかもな。
リフレッシュどころか、ストレスを感じた。
帰りがけ、HANDSのスキンケア売り場をのぞいてみる。
今まで意識したことなかったけど、すごいね。
いろんな種類がありますなぁ。
女性の気遣いに、頭が下がる思いでございます。
ただ思うのは、エステに通うにしろ、いろんな化粧水を使うにしろ、それだけの労力とコストをかけるに十分な見返りってなんだ?
アンチ・エイジングとか言われてるけど、限度ってもんがあるだろうよ。
全員、森光子。
つまりは全員、妖怪。
そんな世の中は変だ。
ほどほどで。
ええねん。
ちょい不良(わる)オヤジとか、見た目を基にしたコンセプトのライフスタイルもいいでしょうよ。
でもそれって、不良になり切れない、いい歳こいても中途半端。
とも言えなくも無いのではないか。
来るべき三十路街道を歩むために、今の俺には中身を磨くことの方がよっぽど大事。
そんなありきたりな教訓を得た、一日でございました。