■
『多様な経歴を持つ医師の養成へ
都のメディカルスクール有識者検討会が初会合
東京都は8月8日、第1回メディカルスクール有識者検討会を開催した。座長には国立国際医療センター名誉総長の鴨下重彦氏が就任した。今後、5回の検討会を開催する予定で、2007年度末に「実現に向けた提言」をまとめる予定。
東京都が現時点におけるメディカルスクールの「イメージ」として示したのは、大学卒業後に入学する4年間の専門職大学院だ。大学での専攻が人文科学、自然科学のどちらであったかは問わず、多様な経歴の学生を対象とした医学教育を想定している。
教育方針は「優秀な臨床医育成に重点を置いた、実習中心の医学教育」。臨床医と医学研究者の養成の両方の役割を担う大学医学部とはこの点で一線を画し、円滑に卒後臨床研修に移行できる確かな臨床能力を持った人材を養成するという。
入学試験では、筆記試験より人物評価を重視する。面接、グループ討議などを行い、医師としての意欲や資質に優れた人材を選抜する。
検討委員からは、「18歳で『医師になろう』と決断して医学部に入学する学生より、22歳で決断してメディカルスクールに入る学生の方がモチベーションが高いのではないか」「6年制の医学部と、メディカルスクールが併存して医学教育を競い合えばいい」「現在の医学教育は中途半端。メディカルスクールなら(基礎研究の研究者でなく)臨床医の育成に集中できる」「メディカルスクールで、大規模臨床試験が実施できる人材を育成してほしい」などの意見が出た。メディカルスクールの設置に関して、おおむね好意的な意見が多かった。
一方で、「『医学部での医学部教育で何ができないのか』をしっかり整理して、その解決策としてメディカルスクールの設置を検討するべきだ」「実施のための組織、資金は大丈夫なのか」といった厳しい意見も見られた。第2回目以降の検討会で「メディカルスクールの制度設計」「実現に向けた課題」などが話し合われることになっている。
米国では、ほぼ全面的にメディカルスクール型の教育システムが採用されている。近年、6年制の大学医学部による医師養成システムを採っていたオーストラリアや韓国が、米国型のメディカルスクールを採用する動きも出てきている。一方、英国やドイツは現在の日本と同様、大学医学部で医師を養成しており、メディカルスクールは設置していない。
日本にメディカルスクールを設置して医師を養成するためには、医師法の改正などが必要になる。また、財政的な支援がなければ、メディカルスクールの運営は不可能。都が単独で構想を打ち上げても国の理解が得られなければ実現は難しい。メディカルスクール設置を支持する声は少なくないが、実現には数々のハードルが待ち受けている。』
こんな記事を見つけた。
これが認められれば
Drになることも
一つの選択肢として
考えやすくなるんだろうか。
でも
さすがに
自分が
4年もまた学校に行くのは
考え難い。
よっぽどのことが無い限りないな。
というか
PTっておもしろい
PTを選んでよかった
と思っている
今の自分にとっては
Drになることは
意味が無い。
今はただ
この仕事を通じて
いろんな世界をみてみたい
そう願うばかり。