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今日は

十三夜。

ということで

屋上から眺める月は

新宿のビル灯りよりも近く

雲一つない

澄んだ空に浮かぶ月明かりが

なかなかに趣を感じさせる。

月と言えば

必ず思い出す

小話があり

それは･･･。

『古くから

日本では

お月様に映る影を

ウサギが餅つきをしている姿に

例えることがある。

しかしそれは

実は

アメリカ人が

月に降り立つことを

予言するものだった

というもの。

なぜなら

ウサギを

アルファベットに書き換えると

USAGI

となり

U.S.A　G.I

と見ることができるから。』

まぁ

今にして思えば

かなり強引なこじ付けで

実際

いい大人に話したら

馬鹿にされたけど

この話を聞いたのは

中学生に成り立てぐらいで

幼く素直だった

自分にとっては

ずいぶん

インパクトのあるお話だった。

確かに

GIはアメリカ軍兵士の俗称で

NASAが

空軍・海軍・陸軍で

バラバラに行っていた

宇宙開発任務を

統合するために

作られた機関であっても

宇宙飛行士は

GIとは言わないもんな

たぶん。

とは言え

幻想的な

月明かりは

そんな与太話をしても

悪くはない

日常では感じ難い

心持ちにさせてくれるもんだ。

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