365歩のMarch♪

今の自分にふさわしい未来がやってくる。

 理想のバスト高は…

肩甲骨下角の位置と

ほぼ同一であるそうだ。



最近

一つの関節の運動の変化が

その他の関節にどのように影響を及ぼすのか

ということに興味を持ち

重点的に文献を調べている。


その中で

以上のような内容の文献があった。

それは

「シャキッとブラ」を

開発した先生の発表で

ワコールの研究した

理想のプロポーションを基準とした場合

ブラがない状態では

理想よりもバスト高が低い位置にあり

「(おそらく)シャキッとブラ(明記されていないが…)」

による矯正で

肩甲骨前傾と

骨盤の前傾が減少した結果

肩甲骨下角の高さと

バスト高がほぼ同一になり

前述の理想のプロポーションに近づくというものだった。


では

ブラがない状態でも

理想のポジションに近づけるためには

どのようにすれば良いか?


良く知らないけど

バストアップのために

大胸筋を鍛えろ

みたいなアドバイスで

無闇に等尺性収縮によるトレーニングを

している人がいるのかもしれないけれども

おそらく

それだけでは肩甲骨は前上方回旋してしまい

胸椎の後彎が強調され

両者の位置は離れてしまうため

大きくはなるかもしれないけれども

綺麗には見えまい。


むしろ僧帽筋や菱形筋をトレーニングすることにより

肩甲骨を後下方回旋させ

胸を張るような姿勢が求められる。

そしてまた

腸腰筋のストレッチと

大殿筋のトレーニングにより

骨盤の位置を変化させることで

理想のポジションが得られるのではないか。


でも

まぁ

どこをどういう風にトレーニングするか

なんてのは

人によって

元の姿勢筋緊張によって変わってしまうし

立位と座位で違うと思う。

因みにこの研究では立位姿勢による計測だったと思う。

要は基準を知ることが大事。

見栄えの良さで言うなら

これは男性にだって共通して言えること。

カッコイイ

男らしい胸板をみせるには

ベンチプレスだけじゃダメだってこと。

経験的には当たり前ではあるけども。


一応PTの専門誌に載っているからには

臨床的に重要な意義としては

肩甲骨下角の位置は

大抵胸椎の7〜8番目辺りと言われていて

上半身質量重心がこの辺りだから

肩甲骨と体幹の位置関係も

評価の指標として重要だよ

ってなことだったと思う。

理想のプロポーション

一体何を基準にしたものなのかは

良くわからないけど

Th7-8辺りは

ボバース概念でも重要視されていたような気がする。

そしてまた

どういう作用によるものかは分からないけれども

肩甲骨の傾斜角度の変化は

骨盤の傾斜角度にも影響を与えるということ。

その意識を

評価するときに

持つか持たないかは

大きな違いだと思う。



一応

個人的な名誉のために断っておくと

遅くまで残って

ブラがどうとか

バストがどうとか

そんなことばっか調べている訳じゃありませんから!!





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