365歩のMarch♪

今の自分にふさわしい未来がやってくる。

水曜日のサッカー日本代表の試合に関して,こんな記事を見つけた.


読者採点、中田だけ6点台


中田のことなんかどうでも良くて,三都主の3点は当然としても,何故に鈴木隆行がワーストの3点なんですか!?


語りたくはないけれど,あの試合は前半から防戦一方.
せっかく反撃しても柳沢が中途半端なセンタリングをあげて,すぐまた押し戻されていた場面に象徴されるように,日本のディフェンスラインは休む間もなくボールを追い続けなきゃならなかった.
その上雨でぬかるんだピッチといい,守備陣の体力の消耗は激しかったんじゃなかろうか.
そんな中で後半から鈴木隆行の登場.



後半8分の中田浩の退場.
ディフェンスの仕事は増える一方….
そこで鈴木は左サイドの味方コーナー付近まで守備に回る!


稲本も言ってるように,どれだけ鈴木が貢献していたことか.
どれだけ守備陣が楽になったことか.



ワントップなんだし,あの状況で日本の中盤を活かす為には,一回鈴木に当てて,MFを押し上げながらせめに転じるしかないんじゃないかい?
ファールをもらって,セットプレーでもいいでしょう.
それを,裏を狙った一発パスで自滅….
鈴木の特徴をもっと活かしてやれよと言いたい.

コーナーキックの時も,相手にドロップキックを食らわさんばかりのボレーシュートを果敢に打っていたじゃないか.
誰よりも無骨に激しくいってたじゃないか
無骨にしかできないのかもしれないけど….
しかし,自分のできることを,その瞬間,瞬間で,いつも,いつも行動にうつすのは人間としてとても難しいことじゃないか.

何でもできるフォワードじゃないし,決してうまくはないし,エースストライカーにはなれないかもしれない.
万人受けするとは言い難い.



でも.
日本は往年のイタリアのようにカウンターのうまいチームじゃないし,流れの中からエグッていけるようなサイドの選手はいないし….
日本がW杯で押し込まれることを考えれば,前先でキープ→ファール→セットプレー or 前先でタメを作って,MFに落とすポストプレーで,ワッショイワッショイ押し上げていくのが現実的なんじゃないか.
と思うと,鈴木の評価がもっと高くなったって良いと思うのです.



とにもかくにも,あの状況でチームのことを考えたプレーのできる鈴木君をもっと認めて欲しいのです.