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週末に参加した講座の先生は
臨床の時
アロマオイルを染み込ませた布を
ポッケに忍ばせているのだという。
キザだなと思った。
でも
気が利いてるなとも思った。
そんなことしているPTの話は聞いた事がない。
おそらく
ptに対して
リラックスして欲しい
やすらいで欲しい
信頼関係を構築したい
ちょっとでも好意を持ってもらいたい
そんな想いから
そういう行動をとっているんだと思う。
以前
聞きかじった話。
TVチャンピオンだかで
ジオラマを作成する回があり
人には決して見ることができない部分まで
細かく作りこんでいた作成者がいたという。
何故にと理由を問われると
「オーラが出るから」
という類のことを答えたという。
おそらくこういうことなんだと思う。
人が気づくかどうか分からない
そんなところまで
配慮して
思いを馳せ
慮って
行動する。
そういうことの積み重ねが
その人の厚みとなり
重厚感を生み出すのかもしれない。
そこまで大袈裟じゃなくっても
人の身体は
ホンの些細なものさえも
無意識的に感知している。
姿かたち
触れ方
匂い
話し方。
気を配ること
心を配ること
そうした方がよいことは
多々あって
それはどこかで
絶対に感じ取られている。
なんとなく
そこはかとなく
どことなく。
思いを込めた行動に無駄なものは一切ない
のかもしれない。
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